フォームで有った怖い事
当サービスとは関係ないのですが、仕事柄で色々とメールフォームを見てきて有った困った点をまとめて見ました。
これは実話です。
右か左か?
お問い合わせフォームを作っていると、会社毎に色々と異なるのですが非常に悩む所です。
何を悩むのかと言いますと、サブミットボタンと戻るボタンの位置関係です。
例えば、入力ページでは、「戻る」系ボタンと「確認」系ボタンがあり、確認ページでは、「入力内容を修正」系ボタンと「お問い合わせの確定」系ボタンの関係になります。
色々と見ていると、このボタンの右か左については、Webフォームとしては統一されていません。また、制作の人に聞いても色々とある感じです。
ちなみに、面白いレイアウトとしては、上下と言うのもありました。
そこで、なぜこうなったのかを考えて見たところ、以下の由来説を捏造してみました。
・ブラウザー由来
ブラウザーでは、UIの表現として、「戻る」ボタンは左矢印で、「進む」場合は右矢印となっています。
この表現に由来して、「戻るアクション」を行うボタンを左側に設置し、必然的に「次に進むアクション」を行うボタンを右側に設置する形になったのかも知れません。
・アプリケーション由来
WindowsにしてもMacにしても、通常のアプリケーションで確認(confirm)ダイアログや保存ダイアログ等のユーザーに判断を求める場合、左側がアクション系で一番右側がキャンセルボタンとなっています。
歴史的な経緯は置いとくとして、これに習うと、左側に次に進むアクションを行うボタンを設置する形になったのかも知れません。
ユーザビリティー的には、どちらかに固定をした方が良いと思いますが、想定した由来を考えると難しいかも知れませんね。
ちなみに私は、レガシーMacの頃からアプリの開発を行っていましたが、やはりブラウザー内でしたら「ブラウザー由来」に一票です。